お知らせ

講座紹介

この入門講座では、データの読み解き方から、RとPythonを用いた実践的な解析技術までを学びます。Google Colaboratoryを活用したコーディングの基礎から、Pandasでのデータ操作、グラフ作成まで、データサイエンスの基礎を確実に習得できます。

中級コースでは、バイオインフォマティクス・データサイエンスに関連した事例を紹介しながら、具体的に研究やビジネスにどのように活用・実践されているか等の知識を身につけ、データ解析や活用の応用範囲を広げます。

バイオインフォマティクス技術者認定試験の合格を目指します。
もちろん、試験を受験されない方でも受講大歓迎です。

実践研修では、県内企業と連携した実務レベルの研修を行います。
前期日程の受講生募集は定員に達した為締め切りました。

事業概要

バイオインフォマティクスによる新産業創出

 健康・医療分野の技術やシステムは、遺伝子解析技術の革新等によるゲノム情報等のバイオ関連データの蓄積や創薬分野における人工知能(AI)の活用等が急速に進んでいます。本県でもLHR等の健康・医療情報や創薬開発等に資する生物機能を有する多様な生物資源等を有しており、バイオ関連データを活用した高付加価値な産業の創出が期待されます。

 本事業では、医療機関や研究機関等が保有するバイオ関連データを活用する為に、バイオテクノロジーにAIやIT技術等の情報科学技術を活用するバイオインフォマティクス人材の新たな育成プログラムを開発し、沖縄県の健康・医療関連産業を牽引しうる人材育成環境の高次化、拡大を目指します。

求められるバイオインフォマティシャン

 膨大なバイオ関連データを活用するためには、バイオテクノロジーにAI/IT技術等の情報科学技術を活用できる人材(バイオインフォマティシャン)が必要です。
 本事業では、沖縄工業高等専門学校を中心にバイオ関連データの解析・加工等ができる技術者の育成を行います。令和6年度は、習熟度別に入門コース(9回)・中級コース(4回)を設け、座学講義を行います。また、実習コース(前半・後半、各5回)、バイオインフォマティクス技術者認定試験向けの合格コース(8回)を設けています。

バイオインフォマティクス ⊂ データサイエンス

 バイオインフォマティクスはデータサイエンスの一つです。
 データサイエンスに欠かせない知識は、①コンピュータサイエンスやIT技術、②統計等の数学的知識、そして、③ドメイン知識です。ドメイン知識の情報が生命科学であるものが「バイオインフォマティクス」と位置づけされます。

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