事業概要
バイオインフォマティクスによる新産業創出
本事業では、医療機関や研究機関等が保有するバイオ関連データを活用する為に、バイオテクノロジーにAIやIT技術等の情報科学技術を活用するバイオインフォマティクス人材の新たな育成プログラムを開発し、沖縄県の健康・医療関連産業を牽引しうる人材育成環境の高次化、拡大を目指します。
求められるバイオインフォマティシャン
膨大なバイオ関連データを活用するためには、バイオテクノロジーにAI/IT技術等の情報科学技術を活用できる人材(バイオインフォマティシャン)が必要です。
本事業では、沖縄工業高等専門学校を中心にバイオ関連データの解析・加工等ができる技術者の育成を行います。令和6年度は、習熟度別に入門コース(9回)・中級コース(4回)を設け、座学講義を行います。また、実習コース(前半・後半、各5回)、バイオインフォマティクス技術者認定試験向けの合格コース(8回)を設けています。
バイオインフォマティクス ⊂ データサイエンス
バイオインフォマティクスはデータサイエンスの一つです。
データサイエンスに欠かせない知識は、①コンピュータサイエンスやIT技術、②統計等の数学的知識、そして、③ドメイン知識です。ドメイン知識の情報が生命科学であるものが「バイオインフォマティクス」と位置づけされます。